スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

今日はバラ園の近況報告

2016年04月30日

 今日は、バラ園の近況報告をします。

 今日からゴールデンウイーク。実はまだバラは少ししか咲いていません。
それでも、たくさんのお客様が来てくれました。午前中は、手伝いに来てくれた
方がいて、とても助かりました。

 時間によって、お客様の来園に波がある様で、2時頃には一人で、てんてこ舞い
でした。優しいお客様達で、だいぶ待たせてしまいましたが、ニコニコしていて
くれました。ありがたい事です。

 バラも品種によっては、早く咲くものから遅いものまで色々あります。
もうしばらくしたら、開花状況を玄関に掲示します。3分咲きから満開まで、
私の気分で掲示します。

 個人的には8分咲き位がベストと考えています。満開を過ぎると毎日花びら
の掃除が始まります。毎日たくさんの、花びらが出るので今年こそ何かに
利用したいものだと考えています。  


Posted by エルローザ at 19:49Comments(1)

スリップス(アザミウマ)に注意

2016年04月29日

 この時期、アブラムシ、チュウレンジバチ、ゾウムシなどの虫達も元気に
発生しますが、私が一番、気にしているのは、スリップスです。

 20年以上前の事ですが、日本の西の方から、序じょに北上して、あっという間に
日本全土に広がりました。この虫は、基本的に花びらの中に住んでいます。
 特に、黄色の花には、確実に住んでいます。濃い色、例えば赤バラは好まない
ようです。淡い色の花(薄ピンク、白)は好みの様です。

 防除は専門の薬を散布する他、土にも専用の薬を播くと良いでしょう。

 この虫のいやらしいところは、蕾が膨らんできた頃に、その中に侵入し花びらの
先端の樹液を吸います。その為、やっと花が開いたと思ったら、花びらの先端が
茶色く汚くなっていて、鑑賞価値が無くなり、花を切ってしまう事になります。
 花作り人にとっては嫌な虫です。
  


Posted by エルローザ at 19:21Comments(0)

土の話の続き

2016年04月28日

 1年間、肥料をくれて、水を掛けていれば、土は当然カチカチになります。
単純な事ですが、そのまま栽培を続ければ樹はだんだん元気が無くなり
花の咲きも悪くなってきます。

 これを改善するにわ、中耕や、天地返しをすれば良いのですが、樹が
植わっているので、注意しなければなりません。
 中耕の時期を間違えると樹は枯れてしまいます。

 私のバラ園では、毎年、2月1日に冬剪定をします。剪定が終わった後に
樹の周りに牛フンを厚く敷き、農業用フォークを使い、だいたい20センチ
位掘り返し、土の中に牛フンをすき込みます。

 当然その時、バラの根は切れますが、この時期のバラは外気温が低い
為、休眠状態なので、多少無理をしても問題ありません。この時期を外すと
根が動き始めているので、枯れる可能性が高くなります。

 同時に、根を切る事により、3月になると新しい根が出てきて、その後
新しい芽がでてきます。

 25年以上経つ私のバラ園のバラは、今年も元気に芽を吹いています。  


Posted by エルローザ at 22:32Comments(0)

バラの土について

2016年04月27日

 昔、バラ作りの勉強をしていた頃、(切花生産)、日本中のバラ園を視察
して気が付いたのですが、良い花を咲かせるには、何より良い土に植える
事じゃないかと言う事です。

 現在では、バラの切花生産も土を使わず、ロックウール等で作る人も増えた
様ですが、当時は土がほとんどで、生産者が技術を競ったのは、何年か経ち
土の状態が悪くなった時に、それをどうやって回復させるかと言う事だった
様な気がします。

 苗栽培に変わってから、かれこれ25年、私の農場のバラ達も、25年は
植えっぱなしの状態ですが、おかげさまで、今年もバッチリ咲きそうです。

 その仕掛けは、この次に書きます。
  


Posted by エルローザ at 23:39Comments(0)

水のくれ方

2016年04月26日

 バラは水も好きですが、空気も好きです。
毎日、こまめに水を掛ける方がいますが、熱心な人ほど、バラを枯らして
しまう事があります。

 バラは水も好きですが、おなしくらい空気も好きな植物です。イメージして
下さい、大量に掛けられた水が、土の間を通り、つまり地球に引っ張られて
いく。これを重力水と言います。その水の後を新鮮な空気が追かけてゆく。

 これが理想の水掛です。その為には、水はけが良く、尚且つ、保水力の
ある土作りをしなければならないのですが、土に関しては後日述べるとして、
すくなくとも、毎日、少しずつ水掛をするのは、「根ぐされ」をおこす原因となり
ます。

 ここ最近の天候を考えると、水やりの必要はほとんど無かったように
思います。丁度良い具合に雨が降り、適度に土を湿らせてくれました。

 苗を植えた時には、植えた周りに土手を築き、水が溜まる程、たっぷりと
水を掛けて下さい。その後は暫くみずを掛けない方が良いと思います。
  


Posted by エルローザ at 20:19Comments(0)

黒班病、昨日の続き

2016年04月25日

新しい枝には黒班病は付きにくい。
 私のバラ園では、7月20日頃からバラの蕾を採ります。この時期になると、
花も小さくなり、蕾の中(花びらの中)には「アザミウマ」が入り込んで、花びら
の先端を茶色く吸害している事が多く、「カナブン」の食害も多くなるので、蕾を
採ってしまいます。

 それから暫くの間、枝を伸ばして樹をつくります。つまり葉を増やす事を心がけ
ます。黒班病は下の葉からドンドン侵入し下葉はほとんど落ちてしまいますが、
新しく出た芽は黒班病にはなりにくい様です。

 9月の5~10日位に「夏剪定」をします。これは、バラ全体の高さの上から
3分の1位で切りますので、葉の数が多いほど良い芽が出てくる考えています。
この時期に剪定すると、十月中旬~11月うまく行けば12月ま秋バラを楽しむ
事が出来ると思います。

 薬剤散布は「ダイセン水和剤」を400倍で適に葉裏から散布して下さい。
ダイセンの連用はあまり問題ないと思っています。

 
  


Posted by エルローザ at 19:32Comments(0)

バラの講習会より「黒班病」について

2016年04月24日

 宣教師が中国から「コウシンバラ」をヨーロッパに持ち帰って、四季咲きのバラが
出来たのですが、一緒に黒班病に弱い遺伝子も受け継がれた為、現在の四季咲き
バラのほとんどは黒班病に侵されています。

 温室の中では、この病気を見る事はありません。雨が掛らない為だと考えています。
露天で栽培する場合は確実にでます。農薬でこの病気を完全に防ぐ事は無理と思って
います。高価な薬が効くとは限りません。高い薬は葉っぱを汚さないから高いと考えて
います。

 安い薬は葉が汚れます。が、その効果はさほど変わりません。
薬の掛け方を工夫すれば、かなり効果が高まります。つまり、雨の前に薬剤散布すれば
良いと考えています。例えば、午後から雨が降るという予報があれば、午前中に消毒
します。以前は雨の前の消毒は薬が流れてしまうと敬遠されていたのですが、この病気
は、雨の降っている時間に繁殖するので、降雨後に消毒しても「時、すでに遅し」です。

 本格的に黒班病が発生するのは、花が終わった後、樹が疲れている時に梅雨が来る
時期です。それまでは通常の殺虫剤と殺菌剤を混合した薬剤の散布で大丈夫と考えて
います。

 私は梅雨時期には、葉の汚れを覚悟して、ダイセン水和剤を400倍で、雨前に掛ける
様にしています。梅雨の時期は雨が続きます。ちょっとの雨上りを見逃さず、散布します。
これでかなりの効果が出ます。

  


Posted by エルローザ at 17:26Comments(0)

暫く、講習会の資料の紹介をします。

2016年04月23日

 ウドンコ病には「ジョイ」が効く。 ジョイは台所用洗剤です。できれば「除菌のできる
ジョイ」の詰め替え用が安い様です。 これを1,000倍に薄めて葉の裏表からたっぷり
と掛けてください。(ジョイの場合は表面にもたっぷりと)農薬ではないので、
マスクも付ける必要はないし、また土に掛っても問題はありません。

 昔、切花栽培をしていた頃、ウドンコ病が大量に発生した時には、ミヨシの粉石鹸
と硫酸銅を混合し散布しました。 どんな殺菌剤より効果がありました。
 硫酸銅は危険なので使えませんが、ジョイでも同じ様な効果があります。

 ジョイの1,000倍液は、普通にお皿を洗う濃さよりはるかに薄いので、バラの葉の
主に裏面から洗い流すように充分に掛けることが防除のポイントです。

 ついでに言うなら、薬剤散布の場合、ほとんどの病気や虫は葉の裏から侵入します
ので、必ず裏からの散布を心掛けて下さい。葉の表側はクチクラ層に覆われているので
あまり病気や虫は付きません。  


Posted by エルローザ at 14:57Comments(0)

バラ吹雪と草刈

2016年04月22日

 今日は、バカ暑かったです。 温室の中は35度、すでに夏を感じました。
朝早くから、バラの庭の掃除をします。満開のモッコウバラは地面が
見えない程に散らばり、掃除に1時間かかりました。

 花びらが小さいので、ほうきで掃ききれない花びらは水で流します。
やっとはき終えてホッとしていると、風が吹き、元に戻ってしまいます。
諦めが肝心です。

 最近、やけに草の伸びが早い様な気がします。昔は手伝いのおばさん
がいて、根までしっかり採ってくれたので、あまり草も伸びなかった様に
思っていたのですが、今はほとんど「一人仕事」なので草刈機を使います。

 ひも式の草刈機のひもを短くし、低速で動かしバラの中の雑草を刈ります。
当然切るだけなので、1週間位でまた伸びてきます。そしたら又刈ります。
その繰り返しですが、仕事が早く見た目は綺麗なので、続けています。
 この歳になり、農業の機械化を感じています。

  


Posted by エルローザ at 19:11Comments(0)

子育て支援センターの開設準備会へ行きました。

2016年04月22日

 今日は、朝一仕事してから、子育て支援センターの開設準備会へ行きました。
この会は、清水町内外の若い奥様達が協力して立ち上げた組織「スイートピー」
が開催したもので、私も何かの役が付いている様で、呼ばれました。

 私も過去いくつかの「町おこし関係」の団体を立ち上げた経験がありますが、
そのどれもが、資金不足で苦労した覚えがあります。

 今日のこの会も資金不足で困っています。今の時代、一番育てなければいけない
団体が、資金不足で苦労しているのをまじかで見ると悲しくなります。

 ところで、今日参加するに当たり、ネットで「子育て支援」について調べてみたところ
驚く程たくさんの法律や条令があり、責任や資格を取りざたするもので、民間が
おいそれと参画できないようになっている様に感じました。

 昔の母親に資格があったのでしょうか? 活躍しようと頑張っている民間の団体
に支援をしていく必要があると思いました。  


Posted by エルローザ at 00:02Comments(0)