土の話の続き

2016年04月28日

 1年間、肥料をくれて、水を掛けていれば、土は当然カチカチになります。
単純な事ですが、そのまま栽培を続ければ樹はだんだん元気が無くなり
花の咲きも悪くなってきます。

 これを改善するにわ、中耕や、天地返しをすれば良いのですが、樹が
植わっているので、注意しなければなりません。
 中耕の時期を間違えると樹は枯れてしまいます。

 私のバラ園では、毎年、2月1日に冬剪定をします。剪定が終わった後に
樹の周りに牛フンを厚く敷き、農業用フォークを使い、だいたい20センチ
位掘り返し、土の中に牛フンをすき込みます。

 当然その時、バラの根は切れますが、この時期のバラは外気温が低い
為、休眠状態なので、多少無理をしても問題ありません。この時期を外すと
根が動き始めているので、枯れる可能性が高くなります。

 同時に、根を切る事により、3月になると新しい根が出てきて、その後
新しい芽がでてきます。

 25年以上経つ私のバラ園のバラは、今年も元気に芽を吹いています。


Posted by エルローザ at 22:32│Comments(0)
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